創立90周年記念事業
本校は本年度、創立90周年を迎えました。新校舎の建設はその記念事業の一環として行われたものです。
新校舎は90年の歴史と伝統を受け継ぎ、「京都学園」の教育を未来へとつなぐ建物となります。
新校舎建設のコンセプトは「永く愛され続け、永く生き続ける建物と環境」 そこにはたくさんの夢や想いが盛り込まれています。
新校舎「翠嵐館」外観
既存建物と調和のとれた統一感のあるモダンで機能的な外観デザイン。
体育館
各種公式競技を可能にするスペースを確保。 冷暖空調を実装することにより講堂利用にも配慮した体育館。
中庭
新校舎と光楠館をつなぎ、連続して開放できる中庭。 生徒の一体感を引き出す空間。
既存建物と調和のとれた統一感のあるモダンで機能に沿った外観デザイン。さらに、環境に配慮されたキャンパスとなっており、自然通風、採光、省エネルギーなど21世紀にふさわしい、環境にも人にも優しい未来志向の校舎となります。90周年の記念として、永く記憶に残る空間づくりをします。この校舎には、中学棟をはじめ、特別教室、また、体育館、600名収容可能な多目的ホールなどが設置される予定です。
600名収容が可能となるホール(仮:学生プラザ)は光楠スクエアと連続して開放でき、学園祭や生徒会活動など生徒の一体感を引き出す空間となります。部活動やイベントなどにも多岐にわたって活用を可能にしています。
生徒の安全安心キャンパスを第一に考え、光楠館と特進棟を接続。施設の集約による明確なゾーニングを行い、新鮮で活発な学校、「京都学園」の教育を支える卓越した教育環境が実現します。90年の歴史を次につなぐためにも、耐震性と耐久性の高い校舎で安心して学校生活を送ることができます。
新校舎建設以外にも、校門もエントランス整備をします。視線の通る管理しやすい平面設計で、アプローチ整備による生徒と車両の動線を分離し安全を確保。また、既存建物である第1体育館は改修をして、室内練習場となり、雨天時の部活動練習にも対応可能。
新校舎建設に立ち会った生徒にとって、この経験は特別な思い出となるでしょう。建築・土木工事の見学や、建設に伴う最新建築技術・環境技術についても学ぶことができるはずです。工事期間はおよそ2年の予定です。